イメグリミン 最新の糖尿病薬:イメグリミン[3] ミトコンドリア機能を改善 ラットを用いた動物実験ですが,イメグリミンには(1) 血糖値・HbA1cが低下(2) 耐糖能が改善(3) インスリン分泌能が増大(4) 肝臓での糖新生を抑制(5) 筋肉の糖取り込み量増加(6) 高血糖下でインスリン分泌増加という効果を発揮す... 2021.09.11 イメグリミン
その他 [お知らせ]ブログ別館記事更新:またもやらかしたのか! 最近 ITにかかわる仕事にたずさわるようになったためか,どうもこういうニュースは気になります.ご興味のある方はご覧ください. 2021.09.05 その他
イメグリミン 最新の糖尿病薬:イメグリミン[2] イメグリミンとは2年前のこの記事でもご紹介しましたように;イメグリミンとは ビグアナイド薬=メトホルミンの流れをくむ,強い還元性の糖尿病薬です.メトホルミンイメグリミン基本作用最初に注目を浴びたのは,この動物実験の結果です.2010年の欧州... 2021.09.04 イメグリミン
その他 [お知らせ]ブログ別館記事更新:認知症は音楽療法で 音楽には特に興味のない人でも,若い頃に聴いた曲を耳にすると 当時の思い出がよみがえるものです.認知症には この『音楽療法』が有効なのだなと実感した経験です.ご興味のある方はご覧ください. 2021.08.29 その他
イメグリミン 最新の糖尿病薬:イメグリミン[1] イメグリミン ついに登場最初にお断わりしておきます.私は大日本住友製薬株式会社や,仏Poxel社からは一銭も受け取っておりません. (ただし そのお申し出があれば,ありがたく頂戴しますw)ブログ本館のアクセスログを見ていたら,最近は『イメグ... 2021.08.28 イメグリミン
その他 [お知らせ]ブログ別館記事更新:[新型コロナ]自動通報できないか 新型コロナで自宅療養する人が増えるにつれて,容態急変で亡くなる人が増えています.これはどうにかならないものでしょうか.ご興味のある方はご覧ください. 2021.08.22 その他
学会 第64回日本糖尿病学会の感想[24完] 教育講演 学会の『教育講演』とは日本糖尿病学会の年次学術集会では,最新の医学情報や治験にかかわる講演だけではなく,糖尿病専門医 (および 糖尿病専門医をめざす一般内科医) に向けて基本的な知識を整理して解説する『教育講演』というものが毎回 必ず開催さ... 2021.08.21 学会
学会 第64回日本糖尿病学会の感想[23] 『グルカゴンの反乱』のその後-9 考えてみれば当然グルカゴンは,多くの糖尿病患者からみれば血糖値を上げる『悪役』でしょう.(C) キラーT細胞 さん前回の記事は,この悪役グルカゴンが作動しないように グルカゴン受容体アンタゴニストを開発して投薬すれば たしかに HbA1cは... 2021.08.15 学会
その他 [お知らせ]ブログ別館記事更新:謎のカップヌードルPro 卵かけでどうなるか 低糖質の割には 血糖値が謎の上昇をする 『カップヌードル Pro』のしめくくり実験です.卵をぶちこんで食べてみました.ご興味のある方はご覧ください. 2021.08.14 その他
学会 第64回日本糖尿病学会の感想[22] 『グルカゴンの反乱』のその後-8 対策はあるのか『糖尿病における血糖値コントロールの問題は,インスリンの不足・インスリンの効き目(=インスリン抵抗性)だけを単純に考えていればいいというものではなくて,グルカゴンの存在と挙動を抜きにしては説明できないのではないか』 そういう主... 2021.08.08 学会
新型コロナ 【新型コロナ】ワクチン接種者の『ブレークスルー感染』 『新型コロナのワクチンを接種しても,効果がない』などというデマがSNSなどで広がっているようです.たしかに,ワクチンを接種しても感染しなくなるわけではありません.しかし感染しても症状が顕在化したり重症化する確率は確実に低下します.それを証明... 2021.08.07 新型コロナ
学会 第64回日本糖尿病学会の感想[21] 『グルカゴンの反乱』のその後-7 前回からの続きです.糖尿病はインスリンで血糖値が制御できなくなる病気であるインスリンは 上がりすぎた血糖値を下げ,グルカゴンは 下がりすぎた血糖値を上げる糖尿病患者向けのパンフレットでは,こう書いてあるのはよく見かけます.しかし そんな単純... 2021.08.01 学会
その他 高齢新入社員? 唐突にブログ更新を中断していましたが,本日復帰しました. 中断の理由は「就職」したためです.(C) chacha さん現役時代に懇意にしていただいた IT関係の社長から呼び出され,そこに勤務することになったのです(もともと 名前だけの顧問で... 2021.07.31 その他
学会 第64回日本糖尿病学会の感想[20] 『グルカゴンの反乱』のその後-6 (C) acworks さんほぼ蛋白質だけ(乳糖・脂質の含有量は10%程度)のホエイプロテインを糖尿病マウスに摂取させた実験で,グルカゴンが大量に分泌されるというのが前回の結果でした.どのアミノ酸がグルカゴンを上げるのかでは,蛋白質の中のど... 2021.07.23 学会
その他 [お知らせ]ブログ別館記事更新:食嗜好は変えられるのか ブログ別館に 記事を追加しました.人は,自分の食嗜好を変えられるのか? という疑問です.ご興味のある方はご覧ください. 2021.07.22 その他
学会 第64回日本糖尿病学会の感想[19] 『グルカゴンの反乱』のその後-5 糖尿病でなくとも食後のグルカゴン分泌は増加するグルカゴンは 必ずしもインスリンと相補的,つまり,あるいは という単純なシーソーのような関係ではないことが見出されました.さらに 糖負荷試験よりも糖質量の少ないテスト食(したがって血糖値上昇は小... 2021.07.21 学会
学会 第64回日本糖尿病学会の感想[18] 『グルカゴンの反乱』のその後-4 急用で実家に帰っていましたので中断していました. その再開です.前回までのおさらいです糖尿病患者は,インスリン分泌が遅い(又は少ない)あるいは『インスリン抵抗性』によりインスリンの効き目が悪いそれだけでなく,血糖値を上げるグルカゴン分泌まで... 2021.07.19 学会