11月10日頃に 本ブログの閲覧 累計PVが 300万を越えたようです.
このブログは,積んどく状態であった 糖尿病に関する文献を整理するという,まったくの個人的事情で開設したものです. その文献収集の動機は,10数年前 当時の日本糖糖尿病学会推奨の食事療法に疑問をいだいたからです.
世の中には 私と同じ考えを持つ人も多いらしく,このブログを訪問される方は 私の予想をはるかに越える人数でした.
そこで,本ブログの開設(2019.3.6)以来 5年を経過しましたが,この間に もっとも よく読まれた記事のTop 10は以下の通りです.
第1位: 10,621 PV
この記事を掲載した直後は,爆発的といっていいほどのアクセスがありました. ただ最近は ほとんどアクセスはありません.
第2位: 7,152 PV
先頭に固定表示しているので,いつも一定のアクセスがあります. 学会が勧める食事療法は 本当にこれでいいのか,と思っている人がいるからでしょう.
第3位: 3,732 PV
本年6月の記事です. この記事は『診療ガイドライン』を検索していて,ここにたどり着く人が多いようです. 2019年と2024年のガイドラインを比較しております.
第4位: 3,722 PV
イメグリミンが発売される直前の記事です. 当時,イメグリミンへの期待はとても高くて,この記事も 他のブログなどで よく引用されました. ただ 前回集計した時には 3,584PVでしたから 最近は関心が薄れてきたのでしょう.
第5位: 3,654 PV
根強い「需要」のある記事です. Top10には入っていませんが,「落下星さんのブログ」 と並んで,ほぼ毎日アクセスされる記事です.
第6位: 3,589 PV
Top10の中では もっとも新しい(2024.7.9)記事です.このタイトル通りの言葉を 医師に投げつけたい人は 多いのではないでしょうか.
第7位: 2,914 PV
もう この記事から5年経ったのですね. ということは,糖質制限も もう15年. そろそろ人間ドックで診てもらおうかな.
第8位: 2,753 PV
昨年の記事です. 日本糖尿病学会が,(専門医ではない) 一般内科医向けに発行している『糖尿病治療ガイド』を,初版から最新版(と言っても2022年発行)のものまで,じっくりと比較した記事です.ネットでも こういう情報は珍しいらしく,今でも頻繁なアクセスがあります.
第9/10位: 2,641 / 2,522 PV
9,10位は 5本シリーズ記事の先頭2本でした.『HbA1cは,平均血糖値そのものである』という 医師などからの説明に納得できない人は やはり多いのでしょうね.シリーズの他の3本の記事も やはり2,000PVほどですから,5本 すべてを通して読んだ人がそれくらいいたことになります.
この 個人的アクセスランキングは,管理サーバーから 全記事のSQLデータをダウンロードして,それをXMLに変換して MS-ACCESSに取り込むというややこしい手順を踏んでおりますので,次回は 400万PVを越えた時になるでしょう.
もっとも その前に 日本糖尿病学会が 食事療法の明確なガイドライン さえ出してくれれば,さっさとこのブログも閉店できるのですけどね.
コメント
認知度が高く、専門家もたくさんいるわりには、いまだ疑問の多い疾患だなと感じます。効果あると言われている食べ順も効果なかったし…もやっとしている人も多いのでは。
2型なんて、原因はもっとたくさんあるように思います。なにかを見過ごされている患者さんも多いのではないでしょうか。
最新の糖尿病治療ガイドを入手しましたが,
>疑問の多い疾患
相変わらず2型糖尿病の発症原因については モゴモゴと書いているだけですね.もちろんわからないものはわからないわけですから,『一切不明である』とすればいいものを,『過食と運動不足』であるとあいまいに決めつけています.