病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える14

第63回日本糖尿病学会でのオンライン参加により 中断していましたが,シリーズ記事の再開です. ここまでの ~までは,主として 納先生のHPに掲載されている健常人26人のボランティアの方々の5時間糖負荷試験(OGTT)の結果を見ると;...
学会

第63回日本糖尿病学会の感想[10] オンライン学会が残したもの

感想は ブログ別館 に掲載しました. 初めてのWEB学会 まず,今回 思わぬ事情で,5月に大津市で開催される予定だった学会が,急遽 WEB開催となりました. おかげで5か月遅れの10月開催となりましたが,これには大変な...
学会

第63回日本糖尿病学会の感想[8] ケトン体

感想は ブログ別館 に掲載しました. 会長講演 日本糖尿病学会では,年次学術集会を開催するたびに,その都度 会長を選任します.これは その年の学会の単なる事務的運営を統括するだけでなく,会長がその年の『コンセプト』を設定し,そ...
学会

第63回日本糖尿病学会の感想[6] 大規模試験

感想は ブログ別館 に掲載しました. 大規模試験とは 『HbA1cをどこまで下げれば,どの合併症の発生確率をどこまで下げられるのか』『その目標を達成するには,どのような治療法が最適なのか』 などといった疑問には,10人や...
学会

第63回日本糖尿病学会の感想[4] 古くて新しいメトホルミン

感想は ブログ別館に掲載しました. 今回の学会で もっとも楽しみにしていた,メトホルミンに関する総合シンポジウムを聴きました. このシンポジウムは,メトホルミンの糖尿病薬として よく知られている効能,すなわち 血糖値低...
学会

第63回日本糖尿病学会の感想[2]食事療法 シンポジウム

感想は ブログ別館に掲載しております. 今回の学会では,シンポジウムは全部で30本行われますが,食事療法に関係するものは この1本のみです. ガイドラインからみた糖尿病の食事療法における課題 タイトルの通り,昨年9月末に...
学会

【速報】第63回日本糖尿病学会が始まります

本日 正午より第63回日本糖尿病学会 年次学術集会が開催されます. 第63回日本糖尿病学会 年次学術集会 開催期間中(10/5~10/16)は.オンライン参加に集中しますので,本館・別館ブログとも記事更新は不定期になります.こ...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える13

糖の流れ 川の流れのように/美空ひばり(C) 日本コロムビア 教科書などには; 食物中の炭水化物,脂質,たんぱく質は,胃液,膵液などによって消化され,腸管で糖(ほとんどがブドウ糖),脂肪酸,およびアミノ酸などに分解されて...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える[12までの補足] オーバーシュートについて

納先生のHPに掲載されている糖負荷試験26人のデータは,その血糖値とインスリン量とを正規化して,横軸=血糖値,縦軸=インスリン量とすると,おおむね3種類のLoopパターンになることを,この記事で書きました. 正規化する:個々のデータ...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える12

食後に血糖値が上昇し,そして 時間と共に下降する.このプロセスは,患者向けのパンフレットには; 炭水化物,脂質,たんぱく質は,胃液,膵液などによって消化され,腸管で糖(ほとんどがブドウ糖),脂肪酸,およびアミノ酸などに分解されて吸収...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える11

前回の記事について,おそらく医師とお見受けする方から, 健常者のについてLoop Patternが何種類かに分類されるという見解は,過去に報告例があるのか という,ご質問をいただきました. 先生,ご質問 ありがとうございます....
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える10

ここまでは,納先生のHPに掲載されている26人の健常人の5時間糖負荷試験(OGTT)を,新たな角度から見直してきました.つまり前回記事までは,納先生の測定データという『事実』だけを取り上げてきました. 妄想全開 しかし,あらか...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える9

教科書には こう書いてありますが 食後に血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が上昇すると、それに反応して膵臓からインスリンが分泌されます厚生労働省「e-ヘルスネット」インスリン たしかに膵臓の本質的な機能としてはそうなのですが,そう...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える8

理想的に元気な膵β機能を持つと思われる 20歳代男性の 糖負荷試験における インスリン分泌-血糖値 グラフはほぼ一直線でした. みごとな円形 では,同じく納先生のHPに掲載されている No.8の方はどうでしょうか? ...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える7

理想の膵臓β細胞は 血糖値が上昇するとインスリン分泌を増やすが,無限にインスリンを分泌できるわけではなく,どこかで上限に達する 血糖値が低いときは,インスリン分泌を最小限に抑える しかし,その間の範囲では,血糖値に正...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える6

正規化してみましょう 前回の記事で,納先生のHP に掲載されている ボランティアの方々の糖負荷試験における 血糖値とインスリンの動きは,文字通り十人十色,二つと同じものはないということがよくわかりました. ただし 血糖...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える5

インスリン総量は同じなのに 前回記事では,納先生のホームページから,No,13とNo,14の二人の男性の5時間糖負荷試験のデータを用いて,横軸=血糖値,縦軸=インスリンでプロットしたところ,No.14の理想的な結果を示す30代の男性...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える4

膵臓β細胞が理想的に機能していれば,常に血糖値に応じた量のインスリンが分泌されるはずであり,その場合 血糖値とインスリン分泌量は直線関係になるはずです.実際 納先生のホームページに収載されている健康人の5時間糖負荷試験のデータで,No.1...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える3

前回まで 膵臓β細胞が,血糖値の上昇に対応してインスリンを分泌している状態,また 血糖値の低下に対応してインスリン分泌を止めている状態,この2つの状態をスムーズに切り替えるのを妨げる何等かの『敷居』=活性化エネルギーが存在するのでは...
病理

インスリン分泌の『なぜ?』を考える2

磁気記録メディア 世の中 すっかりデジタル化してしまいました.かつては 録音といえばカセットテープ, (C) さつそら さん 録画と言えばビデオテープが必須でしたが, (C) Aoi-Midori さん 今や...