2月27日(日)に 今年の管理栄養士国家試験が行われました.
第50問の『食品に含まれる色素の化学構造式として正しいものはどれか』には,ほとんどの受験生が『知るかよーっ そんなもん!』とうめき声をあげたようです.しかしこれだけでなく,受験生の声をネットで集めると 年々出題レベルは難しくなっているようです.
とりわけ 全200問中,30問を占める『応用力問題』は,昨年も 管理栄養士専門教育機関ですら誤答するほどでしたが,今年も応用力問題の 183,191,194,197問と,なんと4問も 各サイトの『解答速報』で正答例が一致しておりません. ということはこれらは従来の教科書知識だけでは解けない問題だったわけです.
しかし,合格レベルは 正答120問/200問とされていますから,この応用力問題をポロポロと落とすようでは合格はおぼつかないでしょう.
厚労省から問題全文が公開されるのは来月ですが,その時に本年の出題傾向をあらためて考えてみたいと思います.
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