食事療法

食事療法

[別館記事更新] 2型糖尿病の食事療法のアルゴリズム

日本糖尿病学会は,2型糖尿病には 痩せ型と肥満型の2種類が存在すると解説しています.そして,それぞれに応じて 投薬の仕方も違うとも述べています.2型糖尿病には 全く異なる2種類のタイプがあるのなら,どちらでも食事療法は同じというのはおかしい...
食事療法

[別館記事更新] わかりやすい食事指導とは

日本糖尿病学会は,従来 患者の食事療法指導に用いてきた食品交換表(最新版は2013年発行の第7版)に代えて,e-Bookの『健康食スタートブック』を公開するとアナウンスしています.5月の日本糖尿病学会では,『健康食スタートブック』の発表は『...
食事療法

[別館記事更新] 増刷 決定

この記事でご紹介した,佐々木 敏 元東大教授の著書『行動栄養学とはなにか?』が,発売から1ヶ月もたたないうちに 増刷が決定しました.通俗的な健康本とは異なり かなりカタい内容であること,しかも やや高価(2,970円)であることを思えば,こ...
学会

ご意見ありがとうございました

第66回日本糖尿病学会 年次学術集会の参加感想記事(この記事から この記事まで)に対しては,連載中 多くの方からご意見をいただきました.(C)なのなのな さん当然 予想(期待)はしておりましたが,中には憤慨して激烈なメッセージもありました....
学会

[先頭固定]第66回日本糖尿病学会の感想[28完] どうする 食事療法

【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】どうする家康 (C) NHKガラパゴス思えば10年...
学会

第66回日本糖尿病学会の感想[27] 日本の栄養学から抜け落ちたもの

【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】前回記事で,栄養学の分野は大きくは2つに分かれると...
学会

第66回日本糖尿病学会の感想[26] 地中海食と日本食

【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】前回記事で,日本の栄養学論文は,動物実験では米国に...
学会

第66回日本糖尿病学会の感想[25] 日本に栄養学はなかったのか

【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】『日本にはまともな栄養学と呼べるものは存在していな...
学会

第66回日本糖尿病学会の感想[24] 食事療法~その前に日本の栄養学は

【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】前回の続きです.学会は『2型糖尿病の薬物療法のアル...
食事療法

[読後感想] 孤独なおやじがコンビニ食で2型糖尿病を治した話

只今 学会のWEB講演を視聴中ですが,先月読んだこの本の読後感を少しだけ.(C) 甘 多朗表紙を見て ギョッとさせられますが,著者のお嬢様がこの本のために描かれたものです.一瞬『切腹か?』と見えた構図は,よく見ると腹に突き立てているのはイン...
食事療法

[別館記事更新] ぼくのかんがえた せかいさいきょうの せんとうき

糖質制限食を批判,あるいは糖質制限食に反対する医師をネットでもよくみかけますが,その人たちに共通するのは『想像力を駆使している』ことです.ご興味のある方はご覧ください.
学会

[別館記事更新] ガラパゴス 栄養学

米国人にガラケーを見せると『まだ feature phone(=携帯電話)を使っているの??』と目を丸くされます.同様に日本の糖尿病食事療法を 米国の登録栄養士(=日本の管理栄養士に相当)に説明したら,"それってCrazy!"と言われました...
食事療法

[別館記事更新] 言葉にだまされる

日本人は,特に高齢の日本人は『人並み』であることに とても気を使います.なので,『これが日本人の平均ですよ』と言われると,自分もそれに合わせなくてはいけないと無条件に信じます.この心理をうまく利用するのが『統計詐欺』です.ご興味のある方はご...
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖[10完] あれこれ 組み合わせて

糖尿病では,食事療法と運動療法とは車の両輪と言われます.しかし,それは『みんなが同じやり方で』ではないでしょう.人それぞれに,自分に合った 長く続けられる方法でいいのだと思っています.ご興味のある方はご覧ください.
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖[9] ドトールのミラノサンドA

食後の血糖値上昇は,もちろん 糖質の量でほぼ決まります. ですから それを薬で抑え込むよりは,糖質をセーブした方が 確実で効果的です.ただし,『ええと,この食品の糖質の量は...』などと見積もるよりは,具体的に『ミラノサンド,及びそれによく...
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖[8] 国会図書館のカツカレー

自分が糖尿病と自覚した時,最初は日本糖尿病学会推奨の『食品交換表』にしたがって(当時は第6版でしたが),炭水化物60%をきっちりと守っていました.そうしなければならないと思っていたからです.しかし,あまりにも食後の血糖値上昇が激しいのでαー...
学会

第57回 【糖尿病学の進歩】の感想-10 食事療法

【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】2月に東京国際フォーラムで開催された,日本糖尿病学会主催の...
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖[3] 博士の頭痛

現在 糖尿病の薬はインスリン,経口薬含めて 数十種類もあります.したがって,よほど重度の糖尿病でない限り,きちんと治療を行えば せいぜい数ヶ月でHbA1cを安全ライン(<7%)にまでコントロールできるようになりました.ところが 食後高血糖だ...
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖[2] 昔は誰も気にしていなかった

昔は『食事を摂れば 食後に血糖値が上がるのは当たり前であり,気にする必要はない』と考えられていました.しかし CGMやリブレの登場で,グルコーススパイク=食後高血糖がリアルタイムで分かるようになり,しかもそれが合併症のリスクを高めていること...
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖をどうにかできないか[1]

ようやく Amebloのシステム メンテナンスが終わったようですね.この記事で始まる食後血糖値のシリーズは,関心が高かったようです.そこで,そもそも食後血糖値について,日本に限らず世界の医学界はどう取り組んでいるのかを調べていこうと思います...