[読後感想] 孤独なおやじがコンビニ食で2型糖尿病を治した話

只今 学会のWEB講演を視聴中ですが,先月読んだこの本の読後感を少しだけ.

(C) 甘 多朗

表紙を見て ギョッとさせられますが,著者のお嬢様がこの本のために描かれたものです.

一瞬『切腹か?』と見えた構図は,よく見ると腹に突き立てているのはインスリンペンであり,周りに散らばるのはメロンパン,コーラ,ポテトチップにコンビニ弁当等々.. これらが何を意味しているのかは,本文を読めばわかります.

著者の甘 多朗さんは,糖尿病を自力で克服するにあたり,『定説』を疑い打破することを出発点としました.

しかし,無手勝流に突き進んだのではありません. 本文中に 引用文献こそ示されていませんが,綿密な情報収集と分析を行ったことは,この一節を示すだけで十分うかがわれます.

また,血液の酸化レベルが健康を害しない極めてマイルドな「ケトーシス」について独自のリサーチを行い驚いたことがあります. それは「ケトーシス」と「ケトアシドーシス」の区別をしない医者と栄養士の多さです.

『孤独なおやじがコンビニ食で2型糖尿病を治した話』 p.117-118

全文150頁ほどですが,読み始めるや一気に最後まで読み進みました. この本の主張のすべてに賛同するものではありませんが,何より 『その定説は本当か?』のスタンスに立つぞるばには深く共感できる一冊でした.

一般書店に並んでいることはないでしょうが,ネットで入手できます.ぜひご一読を.

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