第66回日本糖尿病学会の感想[17] WEB配信開始

第66回日本糖尿病学会 年次学術集会のオンデマンドWEB配信が6月1日から始まりました.


鹿児島での現地開催では,WEBで配信されない口演(一般発表)とポスター発表だけをもっぱら聞いておりましたので,シンポジウムや特別講演はほぼすべてをパスしました.

ですので,ただいま昼も夜もひたすらシンポジウムなどの講演を視聴する毎日です.この方法のいいところは,興味のあるものだけを 好きな順番で,しかも好みの肴で一杯やりながら聴けるところですね. ただ酔っぱらってしまうと全然記憶に残らず,翌朝もう一度シラフで聞き直すこともありますがw

(C) ありなか本舗

WEB配信で講演を聞くと,もっともありがたいのはスライドのメモを詳しく書き留められることです. リアルの講演では,一瞬で切り替わって スライド中の引用文献をメモできないことが多いのですが,WEB配信であれば,そこで画面を一時停止して,引用文献をメモできます. 場合によっては もう1台のPCで その文献をPubMedなどで検索してその場で参照することもできます.

学会では,特別講演等が10数本,シンポジウムが36本,専門医の単位取得のための教育講演が28本行われました. シンポジウムでは 通常5~6本の講演がまとめて行われますので,全部で230本ほどの講演が行われたわけです,どう考えても 一人の人間が これだけの講演を3日間ですべて聴けるわけがありませんから,この事後WEB配信は今後も続けていってもらいたいものです.

現時点で,全体の半分ほどの講演を聞き終わりましたので,まとまり次第 記事更新を再開いたします.

なお,WEB配信は6月30日まで行われます. したがって今からでも学会に参加登録すれば(これも6月30日まで) WEB配信を視聴できます.ただし,一般口演など現地開催のみのものは視聴できませんから,少し割高な参加費となります.

[続く]

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