血糖値とHbA1cの数値は非常に気になります. それが病院の測定値であればなおさらです.
病院での測定値
ここで考えてみたいのは,家庭用の自己血糖値測定器(SMBG)や,フリースタイルリブレのことではなくて,病院で告げられる血糖値/HbA1cの測定結果のことです.
SMBGやリブレの測定誤差が大きいことは,ある程度自分で使いこなしている人にとっては折り込み済みであって,変な数字が出ても,『これ,測定器の誤差なんじゃないかな』と冷静に考えてみるだけの余裕があります.
しかし,病院での測定値となるとそうもいきません. 急に数字が悪化すると,医師もコワい顔をして「生活習慣が乱れてませんか」などと脅かしてきます. もちろん,患者だって『ゲゲッ! 何が悪かったんだろう?』と愕然とします.
では,病院での測定値の正確さ=精度はどれくらいなのでしょうか? もちろん,家庭用の測定器とは比較にならないほどの信頼性はあるでしょう.しかし 治療を要するほどの『病気』なのか,そうではないのかを,その測定値で判定しているのですから.
問題はそれがどの程度なのか,誤差はゼロなのか,ゼロではなくて少しは誤差があるのか,そういう話です.
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コメント
自分の場合、15.8の2ヶ月半後に6.0だったんですが、なんかの間違いなんじゃないかとか、血液取り違えたんじゃないか、ってなったらしいです。
結果、2回計測し直して6.0だったんで間違いじゃないということになったんですが。
なので人間ベースのレイヤーでは間違いを疑ったりとか一応そういうのは機能してるっぽいですね(`・ω・´)
そうですね.医療検査の場合は,誰かが検査値を出したら,それを報告してはい終わり,ではなくて 必ず 異常値ではないか,検体取り違えはないかなどと,別の人がダブルチェックしていますね.
これは 薬局で処方箋で指示された薬を患者に渡す際にも同様で,調剤した人と,それを処方箋と突き合わせて確認する人は 必ず別人です.