糖尿病専門医になるには,この記事にも書きましたように;


現在では,2つのルート=学会認定と機構認定とがあります. もっとも後者は 制度ができてから まだ日が浅いので,このルートで専門医になった人はまだいません(さ来年以降に出てくる見込み). 前者の学会認定制度は 機構認定専門医が登場する頃にはなくなる予定です.
そこで,第37回糖尿病専門医試験が 本日パシフィコ横浜で行われます.
この試験では,上記記事に書いた 「糖尿病専門医研修ガイドブック」が教科書となっています.つまり本日の試験の出題範囲は ここに書かれています.
2020年に一度購入して読んでみましたが,当時は第8版でした.

その後,第9版が2023年に出ました. 当時 本屋で立ち読みしましたが(重い本なので 腕が疲れた),第8版とあまり変わっていないようなので,購入はSkipしました. 7月に第10版が刊行されたので購入してみましたが,

(C) 日本糖尿病学会
失敗でした(金かやせ). ほとんど第8版と変わっておりません. 特に食事療法について,いくら何でも最近の診療ガイドラインや治療ガイドを反映しているのかと期待したものの,相変わらず,『2型糖尿病の食事療法は 食品交換表』としており,糖質制限は推奨しないとした『2013年提言』 も しっかり引用しています.
本当にこんな内容を,新たに糖尿病専門医になろうとする医師に吹き込むつもりかいな,と天を仰いでいたら,学会のHPにこんなアナウンスがありました.
筆記試験においては、従来から『糖尿病専門医研修ガイドブック 改訂第10版(2026年7月16日刊行)』など糖尿病学会が編集している本を中心に出題しておりますが、これに加えまして学会誌『糖尿病』で取り上げました最新の話題(過去3年間程度 66巻(2023)5号~69巻(2026)4号 に取り上げられた特集や委員会報告など)につきましても出題の資料となりますことをご連絡いたします。
つまり【ここは試験に出るからねっ!】と言っているのです.ですから 受験される先生方は,学会誌『糖尿病』 第69巻3号を紹介した この記事もよく読んでおいてくださいね.


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