自分が糖尿病と自覚した時,最初は日本糖尿病学会推奨の『食品交換表』にしたがって(当時は第6版でしたが),炭水化物60%をきっちりと守っていました.そうしなければならないと思っていたからです.しかし,あまりにも食後の血糖値上昇が激しいのでαーグルコシダーゼ阻害薬を試すことにしました. 食後の血糖値上昇を緩やかにするという効果がうたわれていたからです.
その結果はこうでした.
『食後高血糖[8] 国会図書館のカツカレー』
炭水化物 60%の高糖質食を食べているくせに,『ギャーッ! 食後の血糖値がぁ』などと矛盾した雄たけびを上げていた頃には,α-グルコシダーゼ阻害薬で どうにかな…
ご興味のある方はご覧ください.
コメント
私も境界型で、ボグリボースを持っていて状況により飲んでいます。
カツ丼やカレー等は好きですが強敵なので基本的に食べませんし、それらに執着はありません。
血糖値の自己測定でボグリボースは効果はかなり弱いと感じていたので、それらや強敵(滅多に無い)を食べる時は飲酒した時のみに限定しています。
私の場合だと、飲酒時(糖質ゼロ)の時はそれらでも血糖値スパイクは起こさないのが分かっているので。
このメカニズムを使った薬が出来れば、お酒を飲めない人にも使えるよなぁと良く思います。
>このメカニズムを使った薬
これは実際に開発されていました. しかし肝臓の糖新生を完全に阻害すると,それは脂肪肝促進剤となってしまうことが判明して実用化は放棄されました.