糖尿病専門医を目指す医師のための教科書である『糖尿病専門医研修ガイドブック』には,こう記されています.
本症(=糖尿病性筋萎縮症)は,ミオパチー(=筋肉疾患)ではなく,腰仙部神経根・神経叢障害であり,DLRPNという呼称が用いられる.
日本糖尿病学会『糖尿病専門医研修ガイドブック』p.331
足の筋肉が衰えて歩行にも不自由をきたすようになった,という外見的な症状から,サルコペニアと混同されやすいのですが,原因も診断法も治療法もまるで異なります.
『糖尿病性筋萎縮症 【追補】』
本館でも この別館でも,糖尿病の病理に関する記事はあまり人気がなくてw,通常 アクセスは少ないのですが,この記事だけは大きな反響がありました.たしかに深刻な症…
ご興味のある方はご覧ください.
コメント