今回 正邪の対決を企画した理由は,以前の記事『血糖値スパイクを起こさずにカレーを食べたいっ![補足]』で;
カレーの香辛料がグルカゴンの分泌も促進し,[食事からの糖質]+[グルカゴンによる肝臓からの糖放出]の合わせ技ではないか
と書きましたように,カレーの香辛料がグルカゴン分泌を促進して 食後血糖値の爆上げを引き起こしているのであれば,ここで正義の味方 β-グルカンに登場いただいて,グルカゴンの反乱を懲らしめてもらおうではないかと,ご近所の町内会で話がまとまったからです.
見せてもらおうか,β-グルカンの実力とやらを
グルカゴン登場
ハウス食品のレトルトカレーとしては糖質控えめの 『魯珈 芳醇チキンカレー』です
β-グルカン参上
対して,β-グルカンは このマルヤナギ(株)『蒸し もち麦』 (1袋 70g)が上がります.
我が家の台所からは炊飯器が絶滅して久しいので,炊かなくてもよいこの製品を選びました.
勝利の栄冠はどちらに?
[3]に続く
コメント
うわ、グルコースのモノアイが強敵を物語っている…!
通常の3倍の速さで血糖値を上げそうだけど、
マルヤナギの白いやつは太刀打ちできるのでしょうか。
対決を楽しみにしています。
個人の非営利的利用であっても,許諾不可らしいのでこうなりました.
でも 一応 塗装は純正色ですw
カレーは、そんなに血糖値が上がるのでしょうか。良く聞く話ではありますが。
私は、ライスなしで肉と野菜にレトルトのカレー(多くはタイカレーで糖質10g前後)をかけたものを血糖値が最も上がりやすい朝食によく食べますが、糖質量以上に血糖値が変化する印象はありません。
関係あるのかどうか分かりませんが、私は山椒を食べても「辛い」と言う感覚は全くなく、ただ、「しびれる」だけなのですが、香辛料に対する感受性などの問題でしょうか。それともライスなし(糖質なし)が影響しているのでしょうか。
どなたか、カレーのルーだけで耐糖能を計ってみませんか。
この記事にも書きましたが,
https://shiranenozorba.com/2019_08_11_safety-curry-suppl/
多くのスパイスは血糖値を下げるという報告が多いのですが,この記事で紹介した論文によれば.カプサイシン摂取で一時的にグルカゴン分泌が促進される人はいるようです. もちろん個人差も大きく,ほとんど影響ない人もいるのでしょう.