薬物療法

11β-HSD1阻害薬[5] 新薬開発競争

ここまでの復習コルチゾールとは副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです.全身の糖・脂質・蛋白質の代謝を制御する重要な役割を担っています. また 人体に感染や外傷などで炎症が発生すると,総力をあげて炎症を鎮めます. さらに肉体的だけでなく,精...
その他

[別館記事更新] スーパーと古本屋

同じ買い物でも,買い出しリストを手に スーパーマーケットのフロアをぐるぐる回るのと,古本屋巡りとはまるで違いますね.古本探しは 目的のものが 見つかっても見つからなくても満足感に浸れます.ご興味のある方はご覧ください.
薬物療法

11β-HSD1阻害薬[4] 双子の片方だけにプロポーズ

11β-HSD1阻害薬とは,コルチゾールというホルモンの分泌を抑制するために開発している薬剤です.コルチゾールは,人体に炎症が発生した時に,強力に炎症を鎮める作用があります.実際 リウマチ・喘息用の薬の主成分でもあります.ファイザー コート...
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[別館記事更新]わかりやすいけど正しくない説明[2] 誤嚥性肺炎

お正月になると 必ず報道されるこのニュース.歳をとると 食物をのみ込む(嚥下)力が衰えます.したがって,高齢者に多い『誤嚥性肺炎』とは,食べ物をのどに詰まらせて感染する肺炎だと思っていました.しかし,それは間違いのようです.ご興味のある方は...
薬物療法

11β-HSD1阻害薬[3] きっかけは漢方薬

カンゾウ(甘草)カンゾウ(甘草)は,漢方薬ではもっともポピュラーなもので,解熱・消炎・鎮痛・去痰などの作用があるそうです.カンゾウ (甘草)(C) 東京生薬協会その薬用成分であるグリチルリチン(Glycyrrhizin)は,砂糖の150倍の...
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[別館記事更新] わかりやすいけど正しくない説明[1] 健康寿命

『日本は長寿国だけど,健康寿命はそれほど高くない.健康寿命を過ぎると 介護・寝たきりになる人がほとんど』こう思っていませんか?私もそう思っていましたが,周囲の健康寿命を越えた人の様子をみると,どうもおかしい.そんなに介護だらけではないのです...
薬物療法

11β-HSD1阻害薬[2] ストレスで登場

11β-HSD1とは11β-HSD1阻害薬とは,11β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素I(11β–HydroxySteroid Dehydrogenase type I;以下 11β-HSD1)に作用して,その作用を阻害する薬です.11β-...
その他

[別館記事更新] 地球温暖化と太陽光発電

炎上ネタです.私は地球が温暖化しようが寒冷化しようが,省エネ・省資源は 本来必要なことだと思っています.しかし 我が家の屋根に設置してある太陽光発電の実績を見ると,本当にこれが『地球温暖化の切り札』なのかと疑問に感じています.ご興味のある方...
薬物療法

11β-HSD1阻害薬[1] ホルモンはややこしい

11β-HSD1阻害薬とは,副腎皮質ホルモンであるコルチゾン/コルチゾールに作用する『11β-ヒドロキシステロイド脱水素酵素』を阻害する薬です.つまり相手はホルモンです.もうこの段階で頭痛がします.ぞるばは 従来から『ホルモンはややこしいか...
その他

[別館記事更新] 傑作だけど あほらしい話

(C) 淡路ミミー さん何度か出張で訪れましたが,カリフォルニア州は米国の中でも独特な雰囲気があります.常に 全米の,いや世界の最先端を行くことに誇りをもっている...そういう感じです.シリコンバレーが典型的ですね.しかし,理想を高く掲げる...
薬物療法

新薬は更に登場するか

日本糖尿病学会が 2020年12月に発行した『糖尿病専門医研修ガイドブック』という分厚い書籍があります.(C)日本糖尿病学会これから糖尿病専門医をめざす医師のための教科書です.専門医となるには,ここに書かれていることはマスターしてもらいたい...
食事療法

[別館記事更新] 「健康栄養教室」の光と影【補足】

統計用語に『選択バイアス』という言葉があります.自分に都合の良いデータだけを集めて,不都合なデータは排除することです.そして,これは 誰にでもある傾向です.自分の信念・感情に合致した情報だけを受け入れて,気に入らない情報は無視しますご興味の...
薬物療法

メニューは一つだけ

世の中には,メニューはなくて ただ一つの料理だけで人気を集めているお店・レストランがあります.『あれこれ迷う必要はない,うちの店に来たからにはこれだけを食べればよい』という心意気は見上げたものです.2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズムところで...
食事療法

[別館記事更新] 「健康栄養教室」の光と影

高齢者は『健康になれる情報』には関心が高いです.ましてそれが『お役所主催の健康教室』で聞いたものであれば,絶対の信頼を寄せます.しかし,こんな場合はどうなのでしょうか.ご興味のある方はご覧ください.
病理

グルコキナーゼ活性化薬[8完] 今後の予測

グルコキナーゼは監視塔グルコキナーゼとは,主に肝臓と膵臓に発現する酵素です.人体が高血糖状態の時,肝臓においては糖を素早く取り込んでどんどんグリコーゲンに変換していきます.そして膵臓ではβ細胞からのインスリン分泌を促進します.結果として血糖...
病理

[別館記事更新] あるとうれしい不整脈[2] ない場合は?

心電図上の脈拍間隔の変動(CV R-R)は 呼吸に対応した変動であり,まったく正常なものです.では,CV R-Rが著しく小さい,又は まったく見られない場合はどうなのでしょうか?糖尿病患者で CV R-Rが小さいことは,実は合併症(糖尿病性...
病理

グルコキナーゼ活性化薬[7] 最新情報

メルクがグルコキナーゼ活性化薬 MK-0941 を開発していた頃,ほぼ同時期にロシュ(Roche) もやはりグルコキナーゼ活性化薬 RO4389620を開発していました.この薬は,開発コード名RO4389620だけでなく,ピラグリアチン(P...
病理

[別館記事更新] あるとうれしい不整脈

この記事の続きです.糖尿病による神経障害には,自覚症状のあるものだけでなく,まったく自覚症状のないものもあります.それがCV R-Rと呼ばれるある種の『不整脈』です. ただしこの場合は,糖尿病によって不整脈が発生するのではなくて,その逆です...
病理

グルコキナーゼ活性化薬[6] バランスがとれた

グルコキナーゼが血糖コントロールの重要な『センサー』であることが見出されて以来,その活性を高めれば新規な糖尿病治療薬となり得る期待が高まりました. 実際 初期には 動物細胞実験などから,下記のような簡単な構造の低分子化合物がグルコキナーゼの...
その他

[別館記事更新] ファミマのバタービスケットサンド(紅茶)

ファミマの新製品を食べてみました.ご興味のある方はご覧ください.