[別館記事更新] 靡け この雲

万葉歌人 柿本人麻呂の歌は,1300年の時を隔てていても 現代日本人の胸を打つものが多いです.

妻死りし後に 泣血ち哀慟みて 作れる歌
つまみまかりしのちに  いさちかなしみて つくれるうた

亡くなった妻の面影と声を求めて 軽の市をおろおろとさまよい歩き詠んだ歌です.句の最後は悲痛です.

道行く人も 一人だに 似てし行かねば すべをなみ 妹が名喚びて 袖そ振りつる
みちいくひとも  ひとりだに   にてしいかねば     すべをなみ  いもがなよびて  そでそふりつる

https://ameblo.jp/shiranenozorba/entry-12777700153.html

ご興味のある方はご覧ください.

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