食事療法

食事療法

[別館記事更新] ぼくのかんがえた せかいさいきょうの せんとうき

糖質制限食を批判,あるいは糖質制限食に反対する医師をネットでもよくみかけますが,その人たちに共通するのは『想像力を駆使している』ことです.ご興味のある方はご覧ください.
学会

[別館記事更新] ガラパゴス 栄養学

米国人にガラケーを見せると『まだ feature phone(=携帯電話)を使っているの??』と目を丸くされます.同様に日本の糖尿病食事療法を 米国の登録栄養士(=日本の管理栄養士に相当)に説明したら,"それってCrazy!"と言われました...
食事療法

[別館記事更新] 言葉にだまされる

日本人は,特に高齢の日本人は『人並み』であることに とても気を使います.なので,『これが日本人の平均ですよ』と言われると,自分もそれに合わせなくてはいけないと無条件に信じます.この心理をうまく利用するのが『統計詐欺』です.ご興味のある方はご...
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖[10完] あれこれ 組み合わせて

糖尿病では,食事療法と運動療法とは車の両輪と言われます.しかし,それは『みんなが同じやり方で』ではないでしょう.人それぞれに,自分に合った 長く続けられる方法でいいのだと思っています.ご興味のある方はご覧ください.
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖[9] ドトールのミラノサンドA

食後の血糖値上昇は,もちろん 糖質の量でほぼ決まります. ですから それを薬で抑え込むよりは,糖質をセーブした方が 確実で効果的です.ただし,『ええと,この食品の糖質の量は...』などと見積もるよりは,具体的に『ミラノサンド,及びそれによく...
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖[8] 国会図書館のカツカレー

自分が糖尿病と自覚した時,最初は日本糖尿病学会推奨の『食品交換表』にしたがって(当時は第6版でしたが),炭水化物60%をきっちりと守っていました.そうしなければならないと思っていたからです.しかし,あまりにも食後の血糖値上昇が激しいのでαー...
学会

第57回 【糖尿病学の進歩】の感想-10 食事療法

【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】2月に東京国際フォーラムで開催された,日本糖尿病学会主催の...
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖[3] 博士の頭痛

現在 糖尿病の薬はインスリン,経口薬含めて 数十種類もあります.したがって,よほど重度の糖尿病でない限り,きちんと治療を行えば せいぜい数ヶ月でHbA1cを安全ライン(<7%)にまでコントロールできるようになりました.ところが 食後高血糖だ...
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖[2] 昔は誰も気にしていなかった

昔は『食事を摂れば 食後に血糖値が上がるのは当たり前であり,気にする必要はない』と考えられていました.しかし CGMやリブレの登場で,グルコーススパイク=食後高血糖がリアルタイムで分かるようになり,しかもそれが合併症のリスクを高めていること...
血糖値

[別館記事更新] 食後高血糖をどうにかできないか[1]

ようやく Amebloのシステム メンテナンスが終わったようですね.この記事で始まる食後血糖値のシリーズは,関心が高かったようです.そこで,そもそも食後血糖値について,日本に限らず世界の医学界はどう取り組んでいるのかを調べていこうと思います...
食事療法

[別館記事更新] 『あすけん』に病院食を調べてもらったら

ダイエットをしている人にとっては,スマホの栄養管理アプリは便利なものです. これから食べるものの写真さえ撮れば,そのカロリーや糖質,脂質,蛋白質の量を見積もってくれるので,体重管理や食後血糖値の予測に役立ちます.しかし,これらのアプリが通用...
運動療法

[別館記事更新] なぜ運動の後に血糖値がリバウンドするのか【4完】

食後の運動により血糖値を下げても,運動をやめるとリバウンドするのは,血糖値と同時にインスリンも低下することが原因でした.では 食後血糖値の上昇も,血糖値のリバウンドも,どちらも避ける方法はあるのでしょうか?それを試した結果がこうなりました....
学会

第26回 日本病態栄養学会の感想[8完] 総括です

【この記事は 第26回 日本病態栄養学会 年次学術集会に参加したしらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】毎回そうなのですが,日本糖尿病学会でも この日本...
学会

[別館記事更新] 蛋白質を摂るなら『量』か『質』か

高齢者は,筋力低下を防ぐために 蛋白質を十分摂ることが推奨されています.では,その『十分』とは,蛋白質の『量』なのでしょうか,それとも蛋白質の『質』も大事なのでしょうか.それを調べた文献が 第26回日本病態栄養学会で紹介されておりました.ご...
学会

第26回 日本病態栄養学会の感想[4] AIで管理栄養士は失業するか

カバーイラスト:(C) 杏仁どうふ さん【この記事は 第26回 日本病態栄養学会 年次学術集会に参加したしらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】第26回...
学会

[別館記事更新] 食事まで指図されたくない

管理栄養士は,疾病予防又は治療のために 患者の栄養を管理するのが職務です. 決して管理食事士ではありません.ご興味のある方はご覧ください.
学会

第26回 日本病態栄養学会の感想[3] 食品交換表 ≠ 食事療法

【この記事は 第26回 日本病態栄養学会 年次学術集会に参加したしらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】合同パネルディスカッション4:1000万通りの個...
学会

[別館記事更新] 少しくらいなら

コップに半分 入った水をみて,『わずか半分』と思うのか,『半分もある』とみるかは その人の価値観次第です.(C) みずいろえんぴつ さんなので,食事指導では 同じ言葉がまったく別の結果を生むことがありえます.ご興味のある方はご覧ください.
学会

第26回 日本病態栄養学会の感想[2] 食品交換表の問題点

【この記事は 第26回 日本病態栄養学会 年次学術集会に参加したしらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】合同パネルディスカッション4:1000万通りの個...
学会

本年もよろしくお願い申し上げます ー日本病態栄養学会

糖尿病関係の医学文献を自分なりに整理して書庫代わりとするために始めたこのブログも3年経ちました.最初の頃は あやふやだった概念も 次第に腑に落ちるものとなってきた反面で,2型糖尿病とは想像していたよりもはるかに複雑なものだと気づき 呆然とす...